出題範囲・形式・合格率について

2012年11月以降、GCDF-Japan能力評価試験を一部変更いたします。詳細はこちらをご覧下さい。

<筆記試験>

試験時間 120分
出題範囲 GCDF-Japan資格者として身に付けていなければならないコンピテンシーの全範囲
出題形式 ・選択形式が中心、一部、記述回答形式を含む
・400~800字程度の論述問題
合格基準 全問題に対する正答率が70%を超えていること。
且つコンピテンシー単位ごとの正答率が30%を超えていること。

※コンピテンシーについては、GCDF-Japanキャリアカウンセラートレーニングプログラムで学習します。

論述問題について

内容的には、理論を実際の面談場面で適切に使えるか、ということを評価します。「シーン」は毎回変わります。

論述問題例(参考問題)

以下のシーンのクライアントがいます。

①クライアントの現状について

GCDF-Japanキャリアカウンセラー トレーニング プログラムで学んだ理論を用いて、「どういう事が分かるか」
 

②クライアントに対して

①でとらえた現状をふまえて、「自分としてはどういう支援を行いたいか」について400~800字で記述しなさい。
(①、、、②、、、と番号を書いて分けて記述して下さい)

シーン:29歳会社員(女性)

大卒後約7年間、派遣社員として約5社を経験しています。もともとメディアやマスコミ関係の会社に入りたくて就職活動をしたのですが、結局受けた会社は1社も合格せず、仕方なく派遣社員として働いてきました。私は絵を書いたり、写真を撮ったりするのが好きで、それを仕事にしたいと思っていたのですが、全く甘かったなーと反省しています。

結局派遣で単純な事務系の仕事をやっているのですが、派遣の仕事は単調で、自分から何かを変える、という部分がほとんど無く、一方で派遣先の正社員が新しいことをやっているのを見ると羨ましくなり、環境を変えたくなってしまいます。1年程度同じ職場で働くと、自分から更新しないようにお願いして、新しい環境の会社に変わっているのですが、会社は変わっても結局は単純事務で同じことの繰り返しの気がしています。正社員にならないと駄目なのではないか、と焦りも出ますが、年齢も30に近づきもう正社員は無理かもという苛立ちもあります。

国内で難しいならいっそ留学をして海外で起業、とかも考えるのですが、友達からは無謀だと馬鹿にされます。このままただ事務をして人生を終わりたくないのです。どうしたらいいのでしょうか?


回答例(視点により無数の正答があります)
回答例1

①「メディアやマスコミに入りたい」「絵を書いたり写真を撮るのが好き・仕事にしたい」「事務の仕事を “単純” “単調” と表現」「新しいことをやっていると羨ましい」等のことから、この方のパーソナリティタイプはA(芸術的)でないかと推測する。また、環境タイプは「派遣事務」「単純事務」「自分から変える部分ない」等から、事実はともかく、本人にとってC(慣習的)と感じている。

AとCは対極のタイプであり、今の環境が本人に辛いであろうことは推測できる。

②A以外のタイプもあるのでは、とアセスメントを実施する方法もあると思うが、今回の発言だけではっきりAの傾向は出ているので、本人が自分のタイプに悩んでいなければ特に深くタイプについて話はしない。

それよりも自分としては特に、Aの仕事をどう探すか、という部分の支援をしたい。つまり、オプションのサポートである。例えば、派遣の仕事の中でも、A的な要素のある編集系の仕事を探してみる、や、あるいは会社としてA的な人が多い編集・デザイン系の仕事を探してみる、という方法もあるし、本人が少し考えている「専門職としての独立」を支援する方法あるいはその折衷的な方法もあるのではないかと思う。具体的職業情報をベースに、更に本人の志向性を伺い、手に入る仕事の中で最もパーソナリティと適合しているものを探せるよう支援したい。


回答例2

①29歳というクライアントは、レビンソンのいう「30歳前後の過渡期」にあたり、ひとつのトランジションを迎えていると考えられる。この時期は現実の仕事との関わりの中で急速に自分の可能性が限定されるように感じられるものであり、「正社員にならないと駄目なのではないか」「国内で難しいならいっそ海外で」といった言葉からは、現実的な選択肢が狭まってきているという焦燥感がうかがわれる。

②前提として「このままただ事務をして人生を終わりたくない」というクライアントの想いを大切にしたい。このトランジションにどう対処するか、でクライアントの今後が大きく変わるであろう重要な時期に今彼女はいると、考える。

具体的な支援としてはまず、「正社員にならないと/国内では難しいのか」という焦りや苛立ちを受け止め、ストレスが少しでも緩和するよう、クライアントの気持ちに寄り添うことが重要だと思う。その上でクライアント自身の気持ちが選択肢を狭めてしまっているだけかもしれないという事について話をする。

実際の選択肢の吟味に当たっては、これまでの社会人経験を通して「こんな力が身についた、興味を持った」といった事について話してもらう。落ちついて考えれば、夢の実現につながるような転用可能なスキルや経験を彼女自身が持っている可能性があると思うからである。

以上の事をふまえて今後をどう考えていくかについて、具体的な仕事情報を一緒に見ながら話していきたい。

<実技試験>

試験時間 約30分
出題範囲 ヘルピング(キャリアカウンセリング)スキルの確認
出題形式 ロールプレイ形式
(10分間のキャリアカウンセリングと振返り)

クライアント役と採点官が控えている個室へ入り、ロールプレイを行い、続けてその後に採点官による口頭試問を行います。ロールプレイと口頭試問の内容をもとに合否が決定されます。

口頭試問は、厚生労働省の指針に基づいた3問程度です。自己評価(良かった点・気になった点)、クライアント役が抱えている問題の把握度合いや今後の支援、に関する質問などです。
合格基準 関係構築ができる方向であれば合格
(関係構築のレベルを複数の採点官が評価し、判定する)

※ヘルピング、関係構築については、GCDF-Japanキャリアカウンセラートレーニングプログラムで学習します。

※試験日が近づいてきたら、ヘルピング振返り講座を東京で実施いたします。
こちらについては、対象の方へメールでご連絡いたします。

合格率(合格者数について)

試験年月 会場 受験者数 正規合格者数 筆記受験者数 筆記合格者数 実技受験者数 実技合格者数
2012/03 東京
大阪
福岡
190 107 130 108 178 106
2012/01 東京 140 77 94 84 135 77
2011/11 東京
大阪
177 87 121 98 166 87
2011/09 東京 123 68 89 75 117 71
2011/07 東京
大阪
122 59 78 63 109 58
2011/05 東京 121 67 82 69 110 65
2011/03 東京
大阪
福岡
163 85 126 99 155 94
2011/01 東京 97 46 55 46 93 47
2010/11 東京
大阪
133 76 71 58 125 77
2010/09 東京 149 75 113 100 138 72
2010/07 東京
大阪
140 75 104 84 124 69
2010/05 東京 125 71 83 63 112 71
2010/03 東京
大阪
福岡
166 80 124 86 160 98
2010/01 東京 123 74 94 84 117 70
2009/11 東京
大阪
131 81 92 80 124 81
2009/09 東京 119 73 89 79 115 77
2009/07 東京
大阪
118 71 74 61 110 70
2009/05 東京 114 61 83 68 108 65
2009/03 東京
福岡
148 84 110 91 143 88
2009/01 東京 123 80 88 84 113 72
2008/11 東京
大阪
146 89 102 85 140 93
2008/09 東京
名古屋
126 73 87 77 121 76
2008/07 東京
大阪
144 89 81 71 136 92
2008/05 東京
名古屋
福岡
179 106 134 119 166 104
2008/03 東京
大阪
152 86 110 89 146 95
2008/01 東京
大阪
179 113 140 121 171 119
2007/11 東京
名古屋
福岡
137 86 114 103 130 85
2007/09 東京
大阪
118 80 83 70 111 81
2007/07 東京 119 77 77 64 114 80
2007/05 東京
大阪
名古屋
福岡
177 109 147 134 169 110
2007/03 東京 110 72 82 70 101 69
2007/01 東京
大阪
140 87 95 78 137 96
2006/11 東京 109 73 75 70 104 71
2006/09 東京
名古屋
185 114 148 131 181 120
2006/07 東京
大阪
129 92 103 98 121 89
2006/05 東京
名古屋
104 66 58 47 95 64
2006/03 東京
大阪
174 109 132 118 167 110
2006/01 東京
大阪
127 77 74 67 121 77
2005/11 東京
名古屋
132 71 80 68 124 72
2005/09 東京
名古屋
165 96 122 114 158 95
2005/07 東京
大阪
136 80 84 71 130 84
2005/04 東京
名古屋
179 112 128 113 174 114
2005/01 東京
大阪
215 128 150 128 212 133
2004/10 東京
名古屋
219 136 170 158 214 136
2004/07 東京
大阪
186 121 140 132 184 123
2004/04 東京
名古屋
158 99 86 83 155 100
2004/01 東京 192 103 150 140 191 107
2003/10 東京
大阪
152 97 59 55 152 98

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