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「若手社員が『助け』を求めやすい職場とは? ~最新の『援助要請行動』の研究と企業事例から考える若手支援のヒント~」(2024年12月)

「若手社員が『助け』を求めやすい職場とは? ~最新の『援助要請行動』の研究と企業事例から考える若手支援のヒント~」(2024年12月)

学習時間
1.5時間

Z世代が続々と社会にデビューする中、若手の自律的な成長を促すために必要な本人自らが周囲にサポートを求める行動「=援助要請行動」についての研究に焦点が当たっています。
「萎縮して気軽に相談ができない」逆に「何でも考える前にすぐに助けを求め主体性が育たない」など、適切な援助要請行動は簡単なようで難しいものです。

今回は、順天堂大学の道谷先任准教授をお招きし、最新の研究結果を基に「援助要請行動」について考えます。また、後半では株式会社ビズリーチのキャリア支援室川田室長をお招きし、豊富な面談事例を元に「援助要請」の観点から支援のポイントをお話しいただきます。
2024年12月11日収録。

  • 道谷里英
    順天堂大学
    先任准教授
    道谷里英氏
  • 川田昇株式会社ビズリーチ
    キャリア支援室 室長
    川田昇氏

若手のキャリア支援にあたって、仕事で行き詰まっている相談者に「上司には聞いてみた?」「先輩に相談してみたらどう?」などと周囲のサポートを得るようにアドバイスをした経験は皆さんがお持ちではないでしょうか?
翻って皆さんが「若手」の頃はどうでしたか?「同じことを二度聞かないでね」と言われ以後萎縮して質問しづらくなってしまった、逆に「何でも聞いてね」と言われたけれど忙しそうで話しかける隙もなく困った、といった経験は大なり小なりお持ちだと思います。

今回は、『新版 キャリアの心理学(第2版)』の著者(共著)であり、個と組織の関係を中心とした組織内キャリアの専門家である順天堂大学道谷先任准教授をお招きし、入社5年目までの若年就業者を対象とした最新の研究結果をもとに「援助要請行動」について考えました。

前半では、道谷氏の研究で明らかにされた若手の自発的で適切な援助要請を促す要因、中でも個人を尊重する職場風土(職場の尊厳)との関係に注目。

後半は株式会社ビズリーチのキャリア支援室川田 昇室長をお招きし、急拡大する事業環境の中、若手社員(から管理職まで)の成長を支え続けてきたキャリア支援室の活動をご紹介いただくとともに「援助要請」の観点からのキャリア支援室のあり方についてお話しいただきました。

お二人の話から若年社員(個)はもとより、職場(組織)への関わりのポイントやヒントをご提供できれば幸いです。
キャリアコンサルタント、人材開発担当者、部下や後輩の成長支援をされている方など、皆さんにご視聴いただきたいテーマです。

ウェビナー受講者の声

  • 若年者の援助行動についての傾向を背景を含めてよく理解することが出来ました。薄々感じていたことを研究の裏付けとともに正確に言語化されていて解りやすかったです。
  • 援助要請、について初めてしっかり学ぶ機会だった気がします。先生も言及されていましたが、どうしても援助する側からの視点ばかりに目がいってしまい、される側の立場に立ってみるという視点が自身には欠けていたように思います。大変勉強になりました。
  • 若手が援助要請について、道谷先生のご研究から自分を出せるようになるために周りがどのような働きかけをすればよいのかが体系的に理解できました。今後は支援される側の気持ちも考える視点も持ちたいと思いました。また、実際に企業内で若手が相談できる環境を作られているビズリーチ様の取り組みも分かりやすく非常に興味深かったです。
  • 本日は道谷先生、川田先生、本当にありがとうございました。内容は勿論ですが、質問に誠実な態度でお応えいただけたことも、誠にうれしく感じております。
  • 若年層の職場での助けについての研究が興味深かったです。勉強になりました。明日から部下への対応を考えようと思いました。本日は貴重なお話をありがとうございました。

概要

申込受付開始日 2024年12月23日(月)
タイトル 若手社員が『助け』を求めやすい職場とは? 
~最新の『援助要請行動』の研究と企業事例から考える若手支援のヒント~
講演(敬称略) 道谷 里英(みちたに・りえ)
順天堂大学国際教養学部先任准教授
民間企業にて営業や人事コンサルタント、人事およびキャリアカウンセラーに従事。筑波大学大学院人間総合科学研究科生涯発達科学専攻を修了、博士(カウンセリング科学)。筑波大学キャリア支援室准教授、文京学院大学経営学部准教授、順天堂大学国際教養学部准教授を経て、現職。 GCDF-Japan キャリアカウンセラー、国家検定1 級キャリアコンサルティング技能士、国家資格キャリアコンサルタント。
最近の研究テーマは、組織内での援助要請やキャリア自律支援。

川田 昇(かわだ・のぼる)
株式会社ビズリーチ キャリア支援室室長
大学卒業後、旅行会社に入社。その後、複数の人材サービス会社にて、転職・再就職支援事業に従事(キャリアカウンセラーを中心に、営業、サービス企画、法務、総務など経験)。2015年に株式会社ビズリーチ入社、2017年キャリア支援室を立ち上げる。以降、従業員から経営陣まで、年間1,000件以上の1on1を継続して実践する中で得られた知見を踏まえ、自社に最適な組織内キャリア支援のあるべき姿を模索しながら現在に至る。
GCDF-Japan キャリアカウンセラー、CCA認定スーパーバイザー、国家検定2 級キャリアコンサルティング技能士、国家資格キャリアコンサルタント、(一財)認定プロフェッショナルコーチ。
対象 CCA学習マイページに会員登録されている方
※過去、同一のセミナーを受講されたことのある方も、ご受講いただけます。

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CCA会員についてはこちらをご覧ください。
受講料(税込) GCDF-Japan資格者 1,650円
CCA会員      2,200円
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受講期間 30日間
受講の流れ

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学習時間 1.5時間
※当セミナーは、キャリアコンサルタント国家資格の更新講習ではありませんが、GCDF-Japan資格の継続学習対象講座です。
※受講期間中は何度も視聴できますが、学習カウントは1回分のみとなります。

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