国家資格キャリアコンサルタント更新講習・GCDF-Japan継続学習

組織論の第一人者　野田稔先生に学ぶ『組織への関わり方』

2025年7月に厚生労働省から発表された「経済社会情勢の変化に対応したキャリアコンサルティングの実現に関する研究会 中間とりまとめ」では、今後のキャリアコンサルティングのあり方として、セルフ・キャリアドックの導入・活用支援に加え、「経営層との連携・協力」や「職場・組織への積極的な働きかけ」を行う必要性が明確に示されました。

この必要性は、私たちキャリアコンサルタントも十分認識しているところでしょう。しかし、
・「経営者との連携や組織への働きかけ」とは具体的に何を指すのか？
・そのためにどのような知識やスキルが必要なのか？
・それはどこで、どのように学べるのか？
といった疑問から、次の一歩を踏み出せずにいる方も多いのではないでしょうか。

本セミナーでは、毎回企業経営の視点からキャリアコンサルタントの役割を解説されている野田稔先生に、組織への働きかけスキル向上の具体的なヒントについてご説明いただきます。（2025年11月収録）

セミナー受講者の声

受講者の声①（企業内キャリアコンサルタント）
企業人事として社員面談やセルフ・キャリアドックに関わっていますが、本セミナーで、個人支援と組織開発をどうつなげるかの具体的な道筋が見えました。特にIから半径3〜5mのWeをつくるというメッセージは、明日から社内で試してみたい実践のヒントそのものです。キャリアコンサルタントだからこそ、社員一人ひとりの火種から職場全体を変えていけるのだと実感できるセミナーでした。

受講者の声②（外部・独立キャリアコンサルタント）
これまでは1対1の面談のプロとして完結しがちでしたが、日本企業の閉塞感の構造とKX（カイシャ・トランスフォーメーション）の具体事例を伺い、難しいからこそ、あきらめず伴走するのがキャリコンの役割だという言葉に背中を押されました。

受講者の声③（大学・公的機関で働くキャリアコンサルタント）
普段は大学・公的機関で学生や若年層のキャリア支援をしていますが、今回のセミナーで、彼らがこれから働く日本の職場のリアルが立体的に見えてきました。指示待ち人間の増加やエンゲージメント5％というデータ、日本企業の歴史的変遷を踏まえた解説は衝撃的で、だからこそ今、キャリアコンサルタントが人が主役の会社づくりに関わる意味がよくわかりました。

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