キャリアコンサルタント養成講習、GCDF-Japanキャリアカウンセラートレーニングプログラム。

GCDF資格のメリット

指導者・教育者(スーパーバイザー)として活躍する

労働市場の不確実性の高まりや職業人生の長期化・多様化を踏まえ、キャリアコンサルティングのニーズは年々高まっています。キャリアコンサルタントは、2016年の国家資格化以降、資格者数を拡大しています。キャリアコンサルタントが働く人のキャリア自律とキャリアプラン策定を支援する役割に適切に応えていくには、試験合格後も継続的に知識・技能の両側面から学習することが必要です。特に、資格取得後の実践経験の少ないキャリアコンサルタントは、自身の面接について振り返りを行い、課題を認識した上で経験を重ねていくことが重要です。
それと同時に、キャリアコンサルタントが継続的に学び、適切に活動するために必要なスーパービジョンについての理解、「スーパーバイザー」と言われるキャリアコンサルタントを指導・教育する人材の必要性も益々重要になっています。

CCAは指導者・教育者(スーパーバイザー)の輩出に注力しています

GCDFの運営団体であるキャリアカウンセリング協会(CCA)では、より質の高い指導者輩出にも注力しています。「CCAスーパーバイザー養成・認定プログラム」は、筑波大学とキャリアカウンセリング協会の共同研究により、スーパービジョンの実践力が身につけられるよう開発されました。本プログラムから、これまで110名の認定スーパーバイザーを輩出、卒業生は各方面で活躍されています。毎年開講され、2022年度で第13期を迎えます。
【CCA】スーパーバイザー養成・認定プログラム

1級キャリアコンサルティング技能士を目指す

「キャリアコンサルティング技能士」はキャリアコンサルタントの上位資格、「1級キャリアコンサルティング技能士」は指導レベルとして位置づけられています。

個人の相談支援を2級より高い水準で的確に行うキャリアコンサルティング能力を有し、組織への働きかけや関係者との連携などのコーディネート能力が求められ、キャリアコンサルタントからの相談に対して不安を解消し、気づき、成長を促すような指導・アドバイスができるレベルです。

引用元:国家検定キャリアコンサルティング技能検定ー「1級キャリアコンサルティング技能士」に求められるレベル


スーパーバイザーとして活躍するために、「1級キャリアコンサルティング技能士」を目指す方も多数いらっしゃいます。

スーパーバイザーの活躍の場所

  • 教育機関(大学や高校など)のキャリア相談室
  • 企業内のキャリア相談室
  • ハローワークなどの需給調整機関
  • 人材派遣会社、人材紹介会社など
  • 独立してキャリアコンサルタントの指導・教育者として
  • 各キャリア支援システムのサポート役として

\最初の一歩は国家資格キャリアコンサルタントから/
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CCA認定スーパーバイザーの指導者としての活躍

CCA認定スーパーバイザー*の皆様がスーパーバイザーとして、指導者として、どのような活躍をされているかをお聞きしました。

Q. 現在、指導者・スーパーバイザーとしてどのようなお仕事をなさっていますか?
今現在、「スーパーバイザー」という名目での仕事はできていませんが、研修トレーナーの方(対象クライアントが集団の方)が、パーソナルなセッションができるように養成講座をするなど、スーパーバイザー資格があるということで数回お手伝いしました。
今後は、企業の中での社内カウンセラーを養成するような講座案件がいくつか出てくるらしく、その場合はお声かけいただく打診をもらっています。
(山田 千賀子さん・フリーランス)
・カウンセラーの育成(スーパービジョン、研修企画・講師)
・セミナーの企画および講師
・セミナー講師養成
・ツール開発
・人材サービス産業協議会(JHR)のキャリアチェンジPJTメンバー
(得本 安彦さん・株式会社リクルートキャリアコンサルティング)
厚生労働省の指導者養成研修後のスーパービジョン
再就職支援事業のキャリアカウンセラーへの指導・相談
社内CA(キャリアアドバイザー)の養成プログラムの企画と実施
Q. スーパーバイザー養成講座の受講後、仕事に変化はありましたか?
ありました。 昨年の4月から大学でキャリア教育担当教員として働いています。
(山本 和史さん・広島修道大学)
変化がありました。
自分の業務のカウンセリングの内容が、以前よりも本質的なものを捉えられるようになったり、関係構築のバリエーションも増えたと思っています。
以前は、パーソナルのセッションなので、なかなか自分流にしている中では、経験値は上がっても、そこから変化しにくかったように感じていました。
今は、常に向上させていく「テーマ」が常にあって、それが見出せていることがすでに違ってきていると感じます。(自分の課題がいつも明確に持てるようになった)
(山田 千賀子さん・フリーランス)
・カウンセラーに対する個別のスーパービジョンの内容が充実した。
・社内のSV養成の内容がレベルアップした。
・カウンセラー向け集合研修の内容が充実した。
・仕事ではありませんが、国家資格1級キャリアコンサルティング技能士試験に一発合格できた。
(得本 安彦さん・株式会社リクルートキャリアコンサルティング)
社内のメンター制度でメンターのスキルアップさせたい、と担当者から相談があった。講座で学んだことを踏まえて説明したり、私のアイデアを話したところ関心された。スーパービジョンやスキルアップのサポートをすることになりそうです。私自身もメンターをすることになりました!
技能検定1級対策勉強会への講師養成がくるようになった。
仕事内容が所属が変わったことにより大きく変わりました。今は、主にミドルシニア層のキャリア研修のトレーナーをしております。
社内CA(キャリアアドバイザー)養成プログラムの企画と実施するという内容の仕事の依頼を受けるようになった。
Q. この先の、指導者・スーパーバイザーとしてのお仕事、目標についてお聞かせください
現在、広島在住なので、広島のキャリアカウンセラーの人たち向けに、勉強会を実施できればと考えています。勉強会レベルだけに留まらず、キャリアカウンセラーのポジションの向上やカウンセラーによる地域貢献などができればと考えています。
(山本 和史さん・広島修道大学)
・クライアントのためになるキャリアカウンセリングを実践できるカウンセラーを育成するとともに、真のゲートキーパーになれるようスーパーバイザーとして研鑽を積みたい。
・キャリアカカウンセラーを目指す人に対する指導育成の方法を学び、日本により多くのキャリアカウンセラーを増やすことに貢献したい。
・キャリア教育の浸透を図るため、学生や社会人に対するセミナーやカウンセリングの分野で貢献したい。
(得本 安彦さん・株式会社リクルートキャリアコンサルティング)
指導者・スーパーバイザーの勉強、経験を増やしていきたい。
社内に指導者・スーパーバイザーを育成する仕組みをつくりたい。
クライアントのためになるカウンセラーを一人でも多く育てることが出来る仕事をして行きたいと思っている。
スーパーバイザーとしてだけではなく、キャリア研修のトレーナーとして経験したことなどを、中高年のミドルシニア層が元気になるようなサポートができるカウンセラーや研修トレーナーの養成に生かせればと思っています。
機会があれば、企業の中で「相談を受ける役割の方」(人事や社内カウンセラー、管理職の方など)に対してワークショップのようなスタイルで自身の傾聴力や問題把握力などを向上させるようなもので支援できたらと思う。
キャリアカウンセラーの方々の役に立てるようになりたい。
どこの分野でも対応できるというのではなく、ここでなら大概の人には負けないというところで勝負したいです。
大学生の相談を業務にしている方へのスーパービジョンなどがイメージできます。
将来的には指導者としてカウンセリングやスーパービジョンの素晴らしさや、方法を伝えられるようなスーパーバイザーを目指し、勉強し続けて行きたい。

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