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キャリアコンサルタントとは?資格取得までのステップと合格後の仕事や学習について解説

2024年3月11日更新

社会環境の急激な変化や雇用環境の不確実性増大などがきっかけで注目される、キャリアコンサルタント

この記事では、キャリアコンサルタントの役割や仕事内容、資格取得までのステップを解説しています。

記事を読むことで、キャリアコンサルタントの資格取得に向けて動き出すかどうか、事前に何を検討すべきか、わかるようになっているでしょう。

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キャリアコンサルタントとは

キャリアコンサルタントの女性

キャリアコンサルタントとは何をする人?

キャリアコンサルタントとは、労働者の職業の選択、職業生活設計又は職業能力の開発及び向上に関する相談に応じ、助言及び指導を行うことを職務とする専門家です。

企業、需給調整機関(ハローワーク等)、教育機関、若者自立支援機関など幅広い分野で活躍しています。

出典:厚生労働省「キャリアコンサルティング・キャリアコンサルタント

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国家資格キャリアコンサルタントとは

国家資格キャリアコンサルタント登録者数推移

出典:国家資格キャリアコンサルタントWebサイト 登録センター「最新情報

キャリアコンサルタントは、2016年に職業能力開発促進法に規定されて国家資格になりました。資格者数は72,534人(2024年2月末現在)。

厚生労働省は2014年、キャリアコンサルタント養成計画として「2024年度末までにキャリアコンサルタントを10万人」にすることを数値目標として発表しています。

キャリアコンサルタントは名称独占資格であり、資格者以外は「キャリアコンサルタント」又はこれに紛らわしい名称(キャリアコンサルタント、キャリコンなど)を用いることができません。

キャリアコンサルタントになるまでのステップ

デジタル教科書で学ぶ女性

キャリアコンサルタント試験の受験資格は

キャリアコンサルタント試験の受験資格は、下記のいずれか1つの要件を満たすことです。

受験資格
1.キャリアコンサルタント養成講習の修了者
2.3年以上のキャリアコンサルティング実務経験者
3.キャリアコンサルティング技能検定の学科試験または実技試験の合格者
4.上記の項目と同等以上の能力を有する者

キャリアコンサルタント試験受験者のうち、約9割が「1.キャリアコンサルタント養成講習の修了者」です。

キャリアコンサルタント養成講習は22団体で実施され(2023年6月現在)、特徴や費用、日程もさまざまです。受講にあたって気になることがあれば、相談会などで事前に確認するとよいでしょう。

キャリアコンサルタント養成講習「GCDF-Japanキャリアカウンセラートレーニングプログラム」は、特定非営利活動法人キャリアカウンセリング協会が実施しています。
体験学習を通じてキャリアコンサルティングの基礎の習得をめざす12日間プログラムです。
講座カリキュラムと料金

キャリアコンサルタント養成講習GCDF-Japanキャリアカウンセラートレーニングプログラム

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キャリアコンサルタント試験の概要と合格率は

キャリアコンサルタント試験の概要は、以下のとおりです。

種別学科実技
論述面接
内容 100分。四肢択一50問のマークシート 50分。記述式(事例記録または逐語記録を読み設問に解答)

15分のロープレと口頭試問5分

合格基準 100点満点(2点×50問)で70点以上 150点満点で90点以上
 ・論述:配点の40%以上
 ・面接:「態度」「展開」「自己評価」ごと、または「主訴・問題の把握」「具体的展開」「傾聴」ごとに満点の40%以上
受験料 8,900円 29,900円

キャリアコンサルタント試験の合格率は以下の通りです。(学科、実技試験同時受験者の直近3回分)

学科、実技試験同時受験者受験者数合格者数合格率
第24回(2023年11月) 3,757人 1,704人 45.4%
第23回(2023年7月) 3,220人 1,955人 60.7%
第22回(2023年3月) 3,942人 2,338人 59.3%

参考:キャリアコンサルタント試験結果の概要(厚生労働省)

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キャリアコンサルタントになったら

キャリアコンサルティング

キャリアコンサルタントとして仕事する

キャリアコンサルタントは主に、企業、派遣会社やハローワーク、転職・再就職支援会社などの需給調整機関、大学・教育機関、地域若者ステーションや女性センターなどの地域施設で活動します。

活動内容は1対1のキャリア相談や面談がメインで、セミナー講師、キャリア研修や授業の講師などをすることもあります。近年では、企業内で活躍するケースが増え、企業と従業員の橋渡しをする役割に期待が寄せられています。

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キャリアコンサルティングの学習を継続する

働く相談者を取り巻く環境は刻一刻と変化しています。多様化・個別化する相談に応えるためにも、キャリアコンサルタントには継続的な学習が不可欠です。

キャリアコンサルタントが学ぶ機会は、資格更新のためのキャリアコンサルタント更新講習の他、キャリアコンサルティング技能士2級(熟練レベル)や1級(指導レベル)など上位資格を目指すプログラム、スーパービジョンと呼ばれる上位者からの教育的指導を受けるなど、さまざまあります。

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国家資格を更新する

国家資格キャリアコンサルタントは、5年ごとの更新制です。登録を継続するためには、一定時間数以上の更新講習を受講する必要があります。
キャリアコンサルタント更新講習で知識と技能のブラッシュアップを図りながら、次の更新に向けて準備を進めます。

キャリアコンサルタントについてのまとめ

最後に、キャリアコンサルタントについてまとめました。

  • キャリアコンサルタントとは、労働者の職業にまつわる相談に応じて支援を行う専門家
  • 2016年から国家資格、約70,000人の資格者がいる(2023年9月末時点)
  • 企業や需給調整機関、大学などで、キャリア相談やセミナー講師などをして活動
  • キャリアコンサルタント試験受験者の約9割がキャリアコンサルタント養成講習の修了者
  • 国家資格キャリアコンサルタントは5年ごとの更新制、継続するには更新講習の受講が必要

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GCDFこの記事を書いた人
GCDF-Japan編集部

NPO法人キャリアカウンセリング協会(CCA)スタッフです。GCDF-Japanキャリアカウンセラートレーニングプログラム受講修了。キャリアコンサルタント資格、GCDF-Japanキャリアカウンセラー資格を保有しています。

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